毎日同じ道を通っているのに、昨日まで見えなかった物に気が付くということはありませんか?
昨日と何も変わってないにも関わらずです。
例えば新しい服を買った時に、電車にある服の広告が目に付いたり、歯が痛くなった時に歯医者の看板に気が付いたり。
昨日も、そこにあったにも関わらず、それまで気にも留めて居なかった物が急に視界に入るということを私たちはしばしば経験しますね。
それは脳の過活動を抑えるためにRAS(脳幹網様体賦活系)というところが必要な情報とそうでない情報を取捨選択しているからなんですね。
騒がしい駅のホームで貴方を呼ぶ声を聴き分けたり、妊娠したとたんに周りの妊婦に気づくなどはRASが機能しているからなんです。
つまり、将来に対する明確な目標設定がなければ成功に必要な事柄に気づくことが出来ないんです。
普段から気にかけている事に対する情報は積極的に集めようとしますが、自分に関係のない事は意識に上げないようにしているんですね。これは脳の持つ防衛本能のようなもので、五感が感じる全ての情報に対応していたら脳が疲れ切ってしまいます。
脳を過剰に働かせないための機能なんです。
明確な将来像を描けなければそれに必要な事を見つけることが出来ない。
例えば2年後に年収1000万円を達成するとういような具体的な目標が設定されていないとそこに進むべき道やアイディアが浮かんでこないのです。